コロナワクチン接種が遅ればせながらも進展し、デルタ株の拡大やオリパラでの蔓延懸念などあるものの、収束時期が近づいてきているとの安心感は増長しています。となると、夏のバケーションの時期到来で、海や山が恋しくなってくる頃ではないでしょうか。当市の阿字ヶ浦海岸でも、その先陣を切って「イバフォルニア・マーケット」なるイベントが開催されにぎわったそうです。
茨城のビーチ、カリフォルニア化計画 イバフォルニアに
藤田大道2021年6月6日 13時56分
https://www.asahi.com/articles/ASP656W3MP65UJHB003.html
一昨年に次いで2回目の開催で規模も拡大したとのこと。とても素晴らしい試みだと思います。熱意をもった若い世代が主導して、地元の海岸をカリフォルニアのように明るく魅力的な姿に変えていこうという活動に心からエールを送りたいです。
ところで、この阿字ヶ浦をはじめとする近隣の海岸部分をリゾート化していこうとする茨城県の計画をご存じですか?
ひたちなか大洗リゾート構想の策定についての参考ページ
https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/chikei/hitachinaka/resortkousou.htm
ひたちなか大洗リゾート構想
https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/chikei/hitachinaka/documents/hitatinakaooarai-resort.pdfl
ひたちなか海浜公園から大洗のサンビーチまでをカバーする大掛かりなビーチリゾート構想です。これからの道のりがどうなっていくのか、ロードマップはまだ明確ではありませんが、本当に実現したらすごいことになりそうというわくわく感は募ります。
しかしながら、夢の一端は示されている一方、「海」の魅力、人がなぜそこに足を運ぶのかの本来の意味、本質が語られていない気がします。「イバフォルニア・プロジェクト」のように、夢や情熱をもった人たちがその方向性を共有してはじめてコトが前に進むのではないでしょうか。もちろん目指すカタチをしっかり描くことは大事ですが、市民やコミュニティの意志の終結、そしてそれを統合する推進者、プロデューサーの存在が不可欠と思うのです。
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