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我がまちの海岸線をビーチリゾートに //ビーチリゾート4部作のまとめ

 (4日連載の最終回です。掲載日順に読んでいただくことをお勧めします。)

 

 ひたちなか市のビーチ開発の現状と計画、海洋療法という海の活用法、SDGsの視点から見た海岸線のあり方、そしてビーチリゾート典型例の紹介など記してきました。加えて、海という貴重な資産を関係するすべての市民が満足でき、しかも持続可能な姿にしていくためには、よりよくありたいという気運の醸成、意志の結集が重要であることを指摘しました。ひたちなか市の海岸線に特有の観光資源を発掘し育成していくことも大切です。ただし、そうした将来像を実現するのは容易ではありません。社会条件や法制度も含めた検討が必要ですし、方向性を共有して観光資源開発を推進する組織体、地域コミュニティ、自治体が一体となって歩んでいかなければなりません。ビーチを観光業振興の大きな柱に育てようとする考えは国も協力に後押ししようとしています。

 最後に、ビーチリゾート開発を具体化していく際に参考となる資料の一つを紹介しておきます。

 

ビーチの観光資源としての活性化に向けたナレッジ集

国土交通省 観光庁観光資源課(平成313月)

https://www.mlit.go.jp/common/001279559.pdf

 

 

以上